信頼もシェアできるか

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO24383710X01C17A2TCR000

ウーバーの場合、運転手の顔や名前、過去の乗客による評価があらかじめわかる。乗車中も、どこを走っているか友人や家族に知らせる機能がある。「技術があるからこそ向上する安心・安全がある」と同社幹部は訴える。新しいサービスを古い規制やルールの枠に押し込めようとすれば、せっかくのイノベーションも花開かず、恩恵を享受できない。

個人が果たすべき役割も大きい。相互レビューに真面目にのぞみたい。いい加減な評価ではサービスの質が保たれず、結局みんなが損をする。誰のどのサービスを使うか、選択眼を養うことも欠かせない。シェア経済を回す信頼は関係者が協力してつくり、その信頼もまたシェアする。そんなコミュニティー意識が重要だ。

スペイン発のトレイティーは、SNSや物品売買サイトの利用情報をもとに個人の評判を可視化する。「信用できる人」ならシェアサービスを使いやすい。まるで監視と感じる人がいるかもしれない。だが評判が一種の通貨となり、活動の範囲が広がるデジタルの効用は見逃せない。

なるほど、技術革新で保たれる安心にもオープンである必要があると思いました。スペインのトレイティーのようなサービスも今後伸びそうです。