車業界「競争と協調」 トヨタ・マツダ包括提携、得意分野で相互補完

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ09H41_Z00C15A5TJC000/

不安のひとつはCO2を出さない車の販売を増やすよう求める米カリフォルニア州の2018年規制だ。モーター駆動の車の開発は不可避だが、16年3月期に1250億円と過去最高の研究開発費を投じるマツダは足元では低燃費エンジンの開発で手いっぱいだ。

トヨタはHVやFCVなど次世代エコカーは得意だが、既存エンジン車は技術面で弱いとされる。主戦場となる新興国では従来車が主流で、低コスト化が求められている。「HV開発に人が集中しており、経営資源をエンジンに割きにくい」(幹部)のが実情だ。年間1兆円の研究開発予算を持つトヨタにも優先順位はある。自分たちのブランドは守りたいが、足りない技術を作り込む資金や時間が足りない――。今回の包括提携の交渉はこうした2社の事情から生まれている。国内市場が縮んでいくなか、消耗戦による共倒れを防ぎたいとの思惑もあったようだ。

合併や子会社化ではなく、戦略的に提携し緩やかな連合をつくる動きは増えてきている。FCVではホンダと米GMが共同開発で合意しているほか、日産自動車も米フォード・モーター、独ダイムラーと共同開発を進めている。トヨタも同技術では独BMWと提携している。今後も同様の動きが業界に広がる可能性は高い。

相性の良さもありそうです。国内市場が縮んでいるのでより大きな枠組みで連合しないと共倒れするという危機感が背景に。


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