現金大国 コスト2兆円 ATM維持や輸送 銀行、構造改革の課題に

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25018690U7A221C1NN1000

日本人は現金好きといわれる。ボストン・コンサルティング・グループの推計によると、日本の現金決済の比率は決済全体の65%ほどで、先進国の平均の2倍以上だ。現金の取り扱いが多いからATM網が張り巡らされ、便利ゆえに現金決済が減らない――。

ボスコンの佐々木シニア・パートナー&マネージング・ディレクターは金融界でこうしたATMの管理・維持コストで年間7600億円程度、さらに現金輸送や現金の取扱事務の人件費などを考慮すると、日本の金融界で2兆円もの現金取り扱いコストがかかっていると試算する。

地銀などは、コンビニATMの有効活用に動く。愛媛銀行は来年、コンビニATMの時間外手数料を108円と、いまの半分にして顧客を誘導する。より体力の弱い地銀では、自前のATMを減らし、コンビニATMへの置き換えを打診する動きも出始めた。

通帳が銀行ごとに異なるため、ATMも別仕様にならざるを得ないとのこと。地銀などは自前ATMを減らす動きが加速しそうです。