格安ラーメン 細るうまみ 日高屋、最高益も成長鈍化 時給上昇/健康志向で原価増

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25113830W7A221C1TI1000

ハイデイ日高は「日高屋」の1杯390円のラーメンを軸に高い収益力を築いてきた。ところがパートやアルバイトの時給が急上昇。深刻な人手不足に直面する外食の中でも「ラーメンは仕事がきついと敬遠されやすい」(外食大手)。売り上げを伸ばしても、膨らむコストを補えなくなってきた。

店舗数は400店近くに達し、出店余地は限られる。健康志向の客を呼び込むためメニューの工夫を重ねるが、通常のラーメンに比べ手をかけた分だけ原価は上がる。それでも手ごろな価格を維持せざるを得ないのが「格安」の悩みだ。

コスト増に追い打ちをかけるのが、市場の飽和感と他業態との競争だ。日本フードサービス協会によると、麺類を主体とするファストフード店の売上高の伸び率は16年に3.7%と15年から2.3ポイント低下し、客足を伸ばしたハンバーガーなどの「洋風」や牛丼などの「和風」に抜かれた。

なるほど、アイデアメニューを出しても「格安」は価格を上げられないから原価増という痛みがあるわけですね。