個性競う制服 値上げの春 多品種・少子化の袋小路

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO98706340S6A320C1TZD000/

菅公学生服、トンボ、明石スクールユニフォームカンパニーの大手3社は今春、一斉に値上げに踏み切る。「10年ぶりの値上げ。こらえてきたが限界だった」(明石スクールユニフォームカンパニー)という。素材や物流費の高騰が直接の原因だが、この数十年でみても価格が下がらない背景には特殊な業界事情がある。

ここ数年顕著になってきているのが「より多機能に、より学校ごとの個性を追求する」動きだ。私立はもちろん、かつて学園紛争の中で制服を自由化した都立高校でも制服を復活する動きが相次いでいる。「制服がないと私立との競争の中で優秀な生徒を獲得できない」と関係者は漏らす。実際、千葉県立小金高校は制服を復活して受験者が急増した。

経済的に困難な小中学生の家庭に制服や給食などの費用を支給する「就学援助制度」の利用者は約150万人。約20年でほぼ倍になった。詰め襟は兄弟や知人間で受け継げば負担を減らせるが、最近は地縁の薄れなどでそうした恩恵を受けにくい状況も生じている。独自に進化したブレザーはさらに譲渡が難しい。

特殊な業界事情が興味深い。学校間の競争が激化して政府介入なんてこともありそうです。