化粧品 婦人服上回る 17年世帯支出 逆転へ 高齢化対応が明暗分ける

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25258120Z21C17A2EA3000

バブル真っただ中の1990年、婦人服の年間支出は6万3500円だった。高額品でも流行に敏感な女性が購入した。この年の化粧品は2万9000円台と半分に届かなかった。その後の婦人服の購入額は減少の一途をたどる。両者の差は徐々に縮まり、17年の化粧品の支出は1~11月で2万6806円。2万6803円の婦人服をわずかだが上回っている。

事業モデルを変えたかどうかが両者の差を導いた。アパレルはターゲットとする消費者を変えずにブランドを立ち上げてきた。国内アパレル市場は直近で9兆円と90年の15兆円から3分の2に縮小する一方、供給量は37億点と2倍に増えた。

ネット社会は流行の情報が瞬時に広がりアパレルメーカーが主導権を握れない。セールに頼る慣習も続いている。化粧品業界は迅速に高齢化に対応し、アンチエイジングをはじめとする女性向け商品を増やした。インバウンド需要の恩恵も受けた。

これは興味深い。婦人服にかけるお金がバブル期の40%くらいまで減っています。消費傾向から見て取れることがたくさんあります。