ロボ発祥の製造業大国チェコ 産業高度化へ官民連携

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11474080Q7A110C1FFB000/

チェコ政府が閣議決定した「I4.0」行動計画は150ページからなる。ロボットやセンサー、ARなどの技術寄りのテーマから、次世代通信や規格の標準化、さらに労働市場や教育の改革まで網羅した。

チェコのGDPに占める製造業の比率は3割と日独より高い。一方で失業率は3.8%と、4.1%のドイツより低くEUで最低だ。社会の安定を裏付ける半面、「製造業の人材が見つけにくく、外資が投資をためらう一因だ」とジェトロプラハ事務所の村上所長は指摘する。ロボット、ARなどで省人化や効率化、多品種少量生産をめざすI4.0はチェコにこそ向いているのだろう。

構想を後押ししたチェコ工科大学のマジック教授は「独政府のコピーではない。ドイツのI4.0と互換性を持たせ、国際展開をにらむ」と訴える。実際、ドイツ以外の外資も動く。鴻海精密工業は、チェコ中部に欧州最大の拠点を構える。近年はプラハで自治体向けクラウドサービスを始めた。

官民の協力体制が見えてきます。ドイツ政府とも協力してI4.0をうまく自分たちのものにしていきそうです。