純国産衣料に再起託す アパレル熱心、産地静観

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO09645050X11C16A1TZD000/

審査を通過した商品は専用タグを付けて販売され、三陽商会の「100年コート」などのヒット商品も生まれた。オンワード樫山の「五大陸」ブランドの紳士コートも認証商品。織り・編みはイチテキ(愛知県一宮市)、染色・整理加工はソトー(同)、縫製は東和プラム(岩手県花巻市)が担当する。

日本ファッション産業協議会が運動を始めたのは、「日本の繊維・縫製産地の地盤沈下に歯止めをかけたい」(松田事務局長)狙いからだ。景品表示法では、衣料品の最終工程である縫製だけを日本で手掛ければ「国産」と表示できる。にもかかわらず、日本で販売中の衣料品の品番数のうち「国産」は業界推計で3%。純国産は多く見積もっても国産のうちの半分程度とみられている。

国内産地を再活用する動きが出てきた大きな理由として円安の定着がある。国内の技術力に改めて目を向けるアパレル企業が増えてきた。品質や安全性を重視する消費者の一部も「純国産衣料」に注目し始めている。ただ、「川上」の繊維産地の反応はまちまち。「国内回帰」を歓迎する声がある一方、「アパレル企業はどこまでやる気があるのか読めず、大幅な受注増は期待できない」と模様眺めの企業も多い。

川下のアパレル企業も国内アパレル産業の活性化は共通命題だと思いますから一丸となって取り組んで欲しいです。