ホテル、耐震性公表の荒波 安全優先 淘汰始まる

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13264170T20C17A2TZD000/

静岡県などが耐震性を公表したのは、2013年の耐震改修促進法の改正で、大規模な建物の耐震性の公表が自治体に求められたためだ。対象となるのは81年以前の耐震基準で建てられた施設。不特定多数の人が出入りし、3階建て以上で床面積5千平方メートル以上の物件などを規制する。各施設は15年末までに診断結果を県など地元自治体に報告。その後、自治体が公表する。

ホテル・旅館側にとって、結果の公表は集客に直接、影響してくる。とはいえ、大型の建物の改修にはおおむね数億~数十億円の費用がかかる。費用を回収できるだけの収入を上げるのは簡単ではない。そのため耐震性を公表される前に閉館を決断するホテルも多い。

星野リゾートは、経営破綻した山口県長門市の「白木屋グランドホテル」の跡地に新ホテルを19年に建設する。長門市と組んで、温泉街を再生させる。大江戸温泉物語は鳴子温泉の「幸雲閣」を買収した。「効率化の徹底で手ごろな価格を実現し、集客力を高める」(マーケティング部)考えだ。

いずれ当たり前になるんでしょうけど、震災後の過渡期でホテル・旅館側は踏ん張り時だと思います。