水素革命、これだけ日本有利 強い車メーカー存在/供給インフラで先行…

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO80300990Z21C14A1TY7000/

一つは強力な自動車メーカーの存在だ。トヨタに続いて、ホンダや日産自動車もFCVを投入する。この3社はトヨタ―独BMW、ホンダ―米ゼネラル・モーターズ、日産―米フォード・モーター―独ダイムラーというそれぞれの提携関係をけん引する立場にあり、世界のFCV技術は日本が先導しているといっても言い過ぎではないだろう。

2つ目の強みは、水素の供給インフラが整備しやすい環境にあることだ。水素ステーションの整備に力を入れる岩谷産業の上羽尚登副社長は「日本はガスの経験を通じて、『液化された気体』の取り扱いに慣れており、LNGの陸揚げ基地の整備や高圧ガスタンクローリーの開発普及など知見も豊富。これは水素社会を実現するうえで、一つの強みになる」という。

3つ目はやや皮肉な話だが、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の失敗も水素社会の到来を早めるかもしれない。電力会社が受け入れ不可能なほどの太陽光発電が各地で稼働すれば、何が起きるか。せっかく作った電気でも、それを電力会社の系統に流し込めば需給の不一致で大混乱が起きる恐れのあるときは、残念ながら捨てるしかない。だが、水余った電気で水を電気分解して水素をつくっておけば、エネルギーの「貯蔵」が可能になる。それをFCVのドライバーに売れば、捨てるしかなかった電気に値がつくようになるのだ。

国の支援もありますし、水素革命は日本主導でいきたいところです。FITの失敗も水素革命に追い風という視点が面白い。


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