地盤ネットホールディングス 「地盤専門医」業界に風穴

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO23152790W7A101C1TJP000

「不要な改良工事があちらこちらにあった」。山本社長は地盤ネットを立ち上げた2008年当時を振り返る。地盤の改良工事を手掛ける会社が地盤調査するのが一般的で、工事の実施を前提に調査結果を判定するケースが少なくなかったという。調査結果に第三者の目が必要だと考え始めたのが、結果を再解析する「セカンドオピニオン」だった。

再解析で工事不要と判断した物件が地盤沈下などの被害を受けた場合、一定額を補償するサービスを提供し、顧客層を拡大。東日本大震災では工事不要の保証を付けた被災地の約800件が「すべて無事だった」(山本社長)といい、信頼性を高めた。17年3月期の売上高は27億円と、上場した5年前の4倍になった。

17年3月期の営業キャッシュフローは約3億5800万円と、前の期比で4割弱増えた。背景にあるのがITを駆使したコスト削減だ。地盤の解析結果の電子化を業界に先駆けて進め、業務の大半をペーパーレス化した。従業員1人あたりの売上高は約2600万円と、上場前の11年3月期に比べ2倍になった。

売上高4倍とか、一人あたり売上高2倍とか、すごい実績が並んでいます。ニッチだからこその成長力。