帰ってきた ぶり企業 レック11年ぶり最高益 心に刺さる日用品開発 販促策、小売店と共栄

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14124180V10C17A3DTA000/

商品自体の差別化が難しい分、小売店にメリットのある商品や販促を提案できるかが取引拡大のカギになる。イベント効果でセキチューとの取引は大幅に増えた。こうしたアイデアは「13年に就任した永守社長の貢献が大きい」(創業者の青木会長)。

レックは06年3月期に最高益を更新して以降、苦難が続いた。多角化に伴って相次いで工場を設立、減価償却費が重くのしかかかった。14年3月期には日銀の異次元緩和で急激に円安が進行。輸入が8割を占める製品の仕入れコストが上昇し、最終赤字に転落した。

「コスト管理が甘かった」と永守社長。従業員の意識改革のため、1万円以上の経費は全て社長決裁とし、合理的な説明のできないものは全て却下した。取引先の小売店にも負担を強いた。小売店にはダブルパンチだが、レックの売上高はかえって増えた。

外的要因の追い風もあり、劇的な変貌ぶり。よほど前が古い経営体質だったのかと思います。