パソコン3陣営、統合交渉白紙 ずれた思惑、成長描けず 規模追求が不十分に

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO99762610X10C16A4TJC000/

今回の統合も規模確保が狙いの一つだった。富士通は2015年10月に発表した経営計画で、ITサービス事業に注力する方針を示した。非中核と位置づけたパソコン事業は分社。会計不祥事が発覚してパソコン事業の切り離しを検討し始めた東芝も統合に傾いた。高付加価値品に注力するVAIOにとっても調達価格を抑えられるメリットは大きいように見えた。

東芝のパソコン事業も15年3月期に営業赤字。昨年末にはパソコン出荷を17年3月期に300万台まで絞り込むことを決めた。その結果、3社が統合しても出荷台数の世界シェアは3%弱にとどまることになった。

持ち寄る資産をめぐる交渉も難航した。東芝と富士通はそれぞれパソコン工場を持つ。VAIOの株式の約9割を保有するJIPにとって、大きな資産を持つリスクは大きい。焦って結論を出す必要がなくなった東芝。最終的に切り離したいが抜本的な構造改革は避けたい富士通。そして将来の売却益のために人員や資産を絞り込んでおきたいJIP。3陣営の思惑はすれ違いを続けた。

3陣営の担当者もかなり残念だったんでは。思惑絡みの統合は本当に難しいのだと改めて思いました。