トヨタ「仲間づくり」で挽回 EV開発効率化、海外勢に対抗

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25268030Q7A231C1TJC000

連合を主導するトヨタは、2020年以降に中国をはじめ日米欧、インドに10車種以上のEVを投入すると発表した。しかしトヨタは現在、EVを発売していない。近い将来、EV市場が飛躍的に拡大する可能性は低いとみる。ただ米中では排ガスゼロ車の一定の販売や生産を義務付けられる。このため電動車はEVに絞らずHVやFCVを含む全方位戦略を続ける。

世界最大のEV市場である中国では、BYDなど現地メーカーが車体価格100万円台のEVを販売する。高級EVのブランドを築いた米テスラは、同社で初の量産型EVの出荷を始めた。

トヨタの連合づくりは、こうした逼迫した背景がある。連合の参加社はいずれも日本勢でEV事業の実績は乏しい。顧客の声を聞き商品の改良を進める中国勢などとの差はある。各社が顧客を引き付ける魅力的なEVを出すための課題は多い。

トヨタは近い将来、EV市場が飛躍的に拡大する可能性は低いとみていますが、米中の排ガス関連規制への対応が大きいようです。