日本を思う70回目の夏 憲法とは 安全保障とは

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO90291670X00C15A8TCP000/

憲法とは国家の最高法規のこと。世界で民主主義の精神が育まれる過程で、権力者の側の力を制限し、国民の権利を保障するルールとして発展してきました。権力者は憲法の規定に従って国家を統治しなければなりません。日本の憲法が世界から注目されるのは、自衛のための手段を除いて「戦争放棄」を表明してきたからです。

安全保障関連法案のポイントは「自衛権」です。自衛権には「個別的」と「集団的」の2つの考え方があります。個別的とは自国が攻撃された際、防衛のために反撃できる権利。集団的とは自国が攻撃されなくても、仲のよい国が攻撃されたり、危機に陥ったりした場合に共同で反撃できる権利です。集団的自衛権は国連憲章でも加盟国に認められています。ただし歴代内閣は、権利はあるけれども「現憲法の下では行使できない」という1972年の政府見解を基準に判断してきたのです。

なぜ、政策見直しを急ぐのでしょう。日本を取り巻く安保環境の変化に加え、同盟国・米国に協力する狙いがあります。米ソ首脳が東西冷戦の終結を確認して四半世紀。米国はその後もテロとの戦いなどに膨大な軍事費を投じ、おびただしい犠牲者を出しました。オバマ大統領は、米国が「世界の警察官」として貢献する役割を手放そうとしています。

米国が世界の警察官である役割から手を引こうとしていることが、安保法制とも大きく関わっていることに対する理解が一段と深まりました。


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