北朝鮮の外交官亡命 金正恩体制崩壊の序曲か

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このところ北朝鮮では、金正恩体制を支えてきたエリート層で動揺が起きているからです。中でも駐英北朝鮮大使館のナンバー2であるテ・ヨンホ公使の韓国への亡命は驚きでした。駐英大使館で勤務できるということは、北朝鮮で信用され、重用されている人物だからです。

北朝鮮では、思想や出身などに応じて国民が大きく3段階に分類されているとされています。核心階層と動揺階層、敵対階層です。この3つの階層は、さらに細分化されていますが、核心階層は金正恩体制を守る中枢です。ここの人たちの亡命は、体制に衝撃です。

これまで北朝鮮からの脱北者には、「敵対階層」に入れられ、貧困や食料不足に苦しむ人が目立っていましたから、明らかに脱北者の質が変化しています。外交官の大脱走です。

テ・ヨンホ氏の亡命がこれまでとは次元の違うことだったことが理解できました。強制送還とかあるんでしょうか。韓国側が応じないでしょうか。