袋小路のギリシャ きょう期限の対IMF返済 困難 支援交渉、国民投票カギ

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM29H8C_Z20C15A6EA2000/

ギリシャが事実上のデフォルトに陥れば、ギリシャの銀行を「緊急流動性支援」と呼ぶ資金繰り支援策で支えるECBは難しい決断を迫られる。ECBはEU条約で政府の財政赤字を補填する「財政ファイナンス」を禁じられている。支払い能力に疑問のある国への支援を続けるのは厳しい。

ギリシャは7月5日の国民投票でEUなどが求める緊縮策の受け入れの是非を問う。仮に緊縮策の受け入れ賛成になれば、EUなど債権団との金融支援の交渉の道は開ける。ただ「反対」の投票を掲げたチプラス政権が求心力を失い、ギリシャ政局が流動化する懸念がある。国民投票が緊縮反対の結果になれば、チプラス政権は世論を背景に緊縮見直しを求める見通し。しかし債権団が応じる公算は小さく、支援交渉が完全に決裂する恐れがある。

支援を受けられないギリシャは、対外的な支払いや国内銀行の救済に必要な資金を確保するため、「借用証書」の発行に追い込まれる可能性もある。自国通貨の復活ともいえる状況で、事実上の「ユーロ離脱」の道をギリシャが歩み始めることになる。

国民投票でどっちに転んでも危機は脱せないので、まさに袋小路状態。


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