日米韓、揺らぐ北朝鮮戦略 日本、韓国に自制要請

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25435390Y8A100C1PE8000

日本政府が金杉氏を派遣したのは、南北閣僚級会談で韓国が北朝鮮に譲りすぎないようクギを刺すためだ。北朝鮮はいったん隙をみせると際限なく、要求してくるとの懸念が背景にある。

四半世紀近くにわたって北朝鮮問題で時間を空費してきたのは、北朝鮮の一時的な対話姿勢のわなに日米韓が繰り返し、はまってきたからだ。今回も同様の道筋をたどる可能性が高い。

核・ミサイル開発の資金源を遮断しようと首相は率先して各国に制裁の履行を要請してきた。韓国が人道支援や制裁の緩和で譲歩すれば、制裁に慎重な中国やロシアまで乗じる恐れがある。日米がけん引する対北朝鮮包囲網が崩れかねない。

南北閣僚級会談が注目されます。北朝鮮の一時的な対話姿勢の罠にはまってきた歴史を韓国がどう捉えているのか。