南シナ海 遠い緊張緩和 対中圧力、攻め手欠く日米

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM08H8P_Y6A900C1EA2000/

日米両国は息を合わせて対中批判を繰り広げた。だが、ASEANの首脳は踏み込んだ発言を避けた。多くが国際法の順守の重要性を唱えたが、中国への直接的な批判は無かったという。仲裁判決で勝利した当事国、フィリピンのドゥテルテ大統領が南シナ海問題に言及しなかったことも対中けん制の勢いをそいだ。

大国の対話が機能しなくなった背景には2つの「ゆらぎ」がある。一つは大統領任期切れを控えた米国の「力のゆらぎ」だ。もう一つが「法のゆらぎ」だ。仲裁判決は国連海洋法条約に基づいて中国の主張を全面的に否定した。日米は対中けん制の機運を高める好機と期待したが、中国は耳を貸さない。

ASEAN外交筋は「日米への期待は薄れており、比と中国との協議に期待するしかない」と言う。だがドゥテルテ氏は仲裁判決の勝利を中国から支援を引き出す道具とみているフシもある。

ドゥテルテ氏は仲裁判決の勝利を中国から支援を引き出す道具とみているフシもあるとのこと。