トランプ氏「核戦力強化」 プーチン氏に対抗か 米ロ競争の懸念

http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM23H1Q_T21C16A2FF2000/

米ロの応酬の口火を切ったのはプーチン氏だ。米メディアによると「パワーバランスのあらゆる変化を注意深く監視しなければならない」と述べ、ロシアとして欧州などに配備される米国のMDシステムに対抗できる核戦力強化の必要性を指摘した。

米ロは突出した核保有大国だ。ストックホルム国際平和研究所によると今年1月時点の核弾頭保有数はロシアが7290発、米は7000発。合計で世界の9割を超す。冷戦終了後の1990年代以降、核弾頭数は減り続けたが、最近は削減ペースが停滞している。

オバマ米大統領は「核兵器なき世界」を訴えた。ロシアのメドベージェフ大統領と新STARTに署名、核軍縮の期待は高まった。ところがプーチン氏が大統領に復帰すると、そうした機運はしぼんだ。ロシアがウクライナへ軍事介入すると、米ロ関係の悪化は決定的となった。

米国の核弾頭数はピーク時は3万ほどだったので、20%くらいまで減っているものの、削減ペース停滞とのこと。