現代アート、ビジネスを刺激 ベンチャー経営者が収集家に 第三世代、経営哲学と共鳴

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10746360W6A211C1BC8000/

「コンセプチュアルアートは、いわば社外取締役」と語るのはストライプインターナショナルの石川社長(46)。「作家は常に新しい発想が求められる。ビジネスも同じで、変わらなければ終わる。本では学べないクリエーティビティをアートから吸収できる」。作品に刺激を受け、アパレルのレンタルなど新たな事業に挑戦したこともあるという。

「ゾゾタウン」を開設し、その数年後から収集を始めたのがスタートトゥデイの前沢社長(41)。「大胆で繊細。静と動のバランス。固有なものへの昇華。その全てが美しいビジネスを創るための重要な要素」という。アートの刺激をビジネスに生かすのが彼らの共通点だ。

近代以降、多くの実業家が美術界に貢献した。建畠多摩美術大学学長によると、西洋美術を集めた大原孫三郎氏や日本美術の国外流出を防いだ根津嘉一郎氏らが第一世代、現代美術を集めたセゾングループの堤清二氏やベネッセホールディングスの福武総一郎氏らが第二世代だ。建畠氏は「第一世代は企業とコレクションの直接の関係はなく、使命感で収集した。第二世代は企業イメージと文化戦略が重なる」と語る。石川氏らを第三世代に位置付けた上で「アートに対する感受性が鋭敏で、コレクションが経営者としてのポリシーと強くシンクロする、新しい潮流。個性的なコレクションは、日本の美術界を多様化させ、面白くするだろう」と評価する。

なるほど現代アート。興味持ちました。感性がビジネスを刺激することは大いに有り得ると思います。