原油安「物価押し下げ」 日銀総裁会見 2%目標来年正念場 「円、安定望ましい」

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDF19H0X_Z11C14A2EE8000/

黒田総裁が10月末の緩和決定時と異なり、原油安の景気押し上げ効果を繰り返し指摘したのは、「過度な緩和期待をいさめる狙い」と市場は受け止める。総裁は2%の物価上昇率目標が達成できないとみれば「ちゅうちょなく追加緩和する」と繰り返しており、市場には「原油安による物価低迷で、来年1月に追加緩和に迫られる可能性も出てきた」(SMBC日興証券の牧野潤一氏)との観測まで浮かんでいた。

日銀の金融緩和で原油安を反転させるのは難しいうえ、政府や産業界には緩和によって過度な円安を招くことへの不安もある。黒田総裁は10月の追加緩和時に「戦力の逐次投入を行わない」と強調しており、19日も「15年度を中心とする期間に2%程度に達する可能性が高い」と述べて、過剰な追加緩和観測をやんわりけん制した。

黒田総裁はデフレ脱却に向けて来年の春季労使交渉に強く期待する。賃上げが進めばサービス価格の上昇を通じて物価を押し上げるだけでなく、個人消費自体も底堅さを保てる。原油価格のような外的要因ではなく、個人消費が増えて生産拡大や賃上げにつながる好循環によって物価上昇を目指す考えを示した。

トリクルダウンの成果が2015年に見極められそうです。


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