骨太方針決定 アベノミクス5年、「安倍1強」生かせず 経済の力低下 社会保障・財政は「落第」

https://www.nikkei.com/article/DGKKASFS07H48_Y7A600C1EA4000/

日銀の推計は、日本経済の姿を冷徹に映している。足元の潜在成長率は0.69%。経済の実力は上がるどころか、14年度下期(0.84%)からむしろ下がっているのだ。この間、政府・日銀が注力したのが金融と財政だった。

政府はホワイトカラー・エグゼンプションを16年春にも制度導入としていたが、2年たった17年の通常国会でも、成立を見送られる。与党は衆院で3分の2の議席を確保。参院でも自民党が単独過半数を占める。「安倍1強」の中で与党が同法案に高い優先度を付ければ、法案は確実に成立するはずだ。先送りは政府・与党に「やる気」がないことの表れだ。

ほぼ落第点に近い評価が社会保障改革と財政健全化だ。選挙を前に増税を先送りしたり、社会保障の充実を約束したりする「選挙優先」で取り組みが遅れている。

労働基準法改正案が安倍1強で成立していないのは、政府・与党にやる気がないことの表れ。要は選挙優先ということですね。