成長頼み、何度も誤算 財政健全化、歳出切り込み不可欠

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO86424550U5A500C1NN1000/

1997年成立の財政構造改革法に基づく2003年度までの中期財政試算では、今回の計画と同じように名目成長率の前提を3.5%の高成長と1.75%の低成長の2通りとした。だが、ふたを開けてみるとアジア通貨危機や国内の不良債権問題で景気は後退し、期間中の名目成長率はマイナスに陥った。

06年に作った経済財政運営の基本方針など過去に出したほかの計画も高い成長率を前提とし、ことごとく誤算に終わっている。高成長を前提にすれば税収増で財政赤字が減るとの期待から歳出削減の取り組みがどうしても弱まりがちだ。

今回の計画に盛り込む歳出削減策で今のところあがっているのは社会保障費を減らした自治体に補助金を与えるといった手法。歳出を劇的に減らす効果は見込みにくい。不確定要素の多い経済成長ばかりに頼らず痛みを伴う歳出や歳入の改革を盛り込む必要がある。

こういう大きな計画をどんな風に作っていくかは気になります。それをいかに細かいアクションまで落としこんでいくかも。


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