成長戦略、巻き直しなるか 景気下支え正念場 秋の経済対策が焦点に

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS10H01_Q6A710C1EE8000/

当面の焦点は秋の経済対策だ。政府内では対策規模が5兆~10兆円の大型になるとの観測がある。中心は公共事業だ。熊本地震を受けた防災や観光関連のインフラ整備などに1兆~2兆円が投じられる可能性がある。

低迷する消費への喚起策として「商品券」を検討する見通しだ。保育や介護といった一億総活躍社会の実現に向けた施策や、AIなどの成長戦略にも重点的に予算を付ける方向で調整が進みそうだ。

働き方改革は遅れが目立つ。脱時間給制度を柱とした労働基準法改正案。野党の反対が根強く、2年にわたって通常国会での成立が見送られている。成長戦略の柱をなすTPPの承認案と関連法案の成立は、秋の臨時国会の最大のテーマ。TPPをテコに「攻めの農業」を実現できるかにも産業界の関心は高い。

秋の経済対策で公共事業を中心に予算が投じられる見込み。しかし建設業は人手不足で効果は限定的という見方も。