成長戦略 実行力が課題 雇用改革は道半ば GDP伸び率、目標は遠く

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS22H8B_S5A620C1EE8000/

3度目となる成長戦略のキーワードは「生産性革命」だ。具体策として、企業による社員向け能力開発研修の促進や、職業教育に特化した高等教育機関の創設などを盛り込んだ。スマートフォンでの処方薬の購入などに国家戦略特区で取り組めるようにするなど、人手不足を補う技術の開発も後押しする。

方向性は正しいが、課題は実行力とスピードだ。労働市場の流動性を高める改革は道半ばだ。目玉となるはずだった不当解雇の金銭解決制度の導入は、検討止まり。企業の投資を促すための法人税の20%台への引き下げは「早期に完了する」と説明し、具体的な時期は明記しなかった。

これまでの成長戦略の進捗をみると、プラスの影響が最も出ているのは株価だ。1年目の成長戦略が市場の期待を裏切り株安を招いた経験を踏まえ、昨年は農業、雇用、医療など岩盤分野で目玉を用意したことが好感された。

生産性革命を政策で後押しすることが必要。労働市場の流動性を高める改革の本質を見極めたいです。


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