所得税 手探りの改革 3控除一体見直し 政府・与党、あす議論本格化

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO23913220V21C17A1EA2000

基礎控除の見直しは減税策だ。与党は50万円程度に引き上げる案を軸に検討する。引き上げによる税負担減の恩恵は幅広い層に及ぶが、問題は公平性。現在の課税方式では高所得者ほど税負担の軽減額が大きくなる。年収2500万円を超えるような高所得者の場合は、段階的に基礎控除をゼロにする案も検討する。

給与所得控除は、多様な働き方を踏まえた見直しを進める。基礎控除を引き上げた場合、増額分を一律引き下げる方向だ。そのうえで、現在は収入1000万円で220万円の控除上限を、800万~900万円台で188万円程度に下げる案が浮上している。高所得者は負担増になるが、子育て世帯の負担増は避ける。

厚生年金や企業年金など年金収入に応じて一定額を差し引く年金控除も、基礎控除の引き上げ分と同額だけ一律に引き下げる。年金収入1千万円超を目安に上限を設ける。年金以外の収入が多い場合は、年金控除額を減らす案も議論する。給与所得控除と年金控除の両方を受けている人の扱いも課題。

基礎控除、年金控除、給与所得控除を一体で再点検するのがポイントだということが分かりました。