国際金融都市構想、成長の起爆剤に 都、参入障壁が課題

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17487070Y7A600C1EE9000/

東京都が「国際金融都市構想」をまとめたのは、日本は海外に比べて金融業の存在感が低く、成長戦略の起爆剤になるとの思惑があるからだ。金融・保険業のGDPに占める割合は5%で、英国並みの10%に倍増させれば、GDPを30兆円押し上げられるとも試算した。

ビジネス環境整備では金融庁と協力する。最大の参入障壁は免許や登録といった入り口の規制だ。迅速に承認する「ファストエントリー」を実現するよう求める。言語の壁も参入障壁で、まず今夏をメドに登録手続きの英文解説書を作る。

外国人が住みやすい環境づくりも課題だ。再開発が進む都心エリアでインターナショナルスクールや外国人向け医療体制も整備する。一定の条件を満たした専門知識を持つ高度金融人材に対しては、家族や家事使用人の帯同要件を緩和する。

金融・保険業のGDPに占める割合は5%で、英国並みの10%に倍増させれば、GDPを30兆円押し上げとの試算。