トランプ氏、禁酒の誓いを薬物対策に 亡き兄の依存症告白、鎮痛剤の中毒死撲滅

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「私自身が学んだことなんだ。兄は素晴らしい人だった。人柄は素晴らしかった。だが問題を抱えていた。アルコールだ」。8歳離れた長兄フレッド・トランプ・ジュニア氏はパイロットだったが1981年、43歳の若さで亡くなっている。アルコール依存症だった。兄は生前、自身の失敗から弟に禁酒を厳命した。

オピオイドは合法の鎮痛剤だ。規制が厳しい日本と比べ米国ではなじみが深い。ただ中毒性が高く、依存症になると体を動かせなくなり、重症化すれば死に至る。国内では200万人を超える中毒者がいる。2000年以降、中毒死した米国人は30万人を超える。

オピオイドを扱う会社に違法行為がないか取り締まるほか、中毒性が比較的低い医療用鎮痛剤の普及も急ぐ。国境を越えて薬物を持ち込む密輸入者への取り締まりも強化する。これまでの政権も不要な処方を減らすなどルールをつくり、処方量は減ってきている。ただ事態の悪化に歯止めはかかっていない。

酒は飲まないというのは知っていましたが、そのような背景があったとは知りませんでした。