株高・円安、日米政策ねじれが演出

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO87660270T00C15A6NNS000/

株高がカネ余りの結果であるのも事実だ。リーマン危機、10年以降の欧州債務危機……世界経済が底割れの脅威にさらされるたびに、中央銀行はマネーを大量に供給して企業や投資家の萎縮心理を緩めてきた。米国、欧州、日本の中央銀行の保有資産は合計10兆ドル弱と、リーマン危機前の2倍以上に膨らんだ。

日本株には別の力学も働いている。米国が利上げをしても日銀は緩和を続けるので、高い金利を好むマネーはドルに向かう。ドル高・円安が進めば、円安が日本企業の収益を押し上げるので日本株は買い――というシナリオだ。今の円安と日本株高の組み合わせは、危機の後遺症が癒えて「退院」しつつある米国と、なお「入院」が必要な日本の金融政策が食い違う珍しい環境がもたらした。

中国景気の減速ものしかかる。米国株の相場が崩れても、中国発でアジアの景気が下振れしたとしても、日本株は無傷では済まない。経営者や消費者の心理が前向きになる株高は、「攻めの改革」を進める好機でもある。

世界的な緩和政策が株高を招いて今。そして米国は出口へ。米利上げ→ドル高(円安)→日本の株高というシナリオですが、企業は常にリスクに備えて体質強化は必要でしょう。


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