トランプ氏、大統領令連発 「小さな政府」や「中絶反対」 保守的な政策推進 「オバマ遺産」撤廃アピール

http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM24H6D_U7A120C1FF2000/

トランプ氏は妊娠中絶などを支援するNGOに対する連邦助成金を停止するよう命じた。中絶を否定するキリスト教保守派が有力支持基盤の共和党にとって、象徴的な政策だ。この助成金停止策は共和のレーガン元大統領が1984年に導入。民主党のクリントン元大統領が撤廃。共和のブッシュ元大統領が再導入、民主のオバマ前大統領が再び撤回した。

前政権の大統領令を打ち消すことはできるが、既存の法律を覆すことはできない。予算措置や法改正などは議会の決議が必要になる。このためオバマケアの撤廃は、大統領令だけでは不可能だ。このためトランプ氏は、オバマケア撤廃までの措置として、保険会社や国民の負担を軽減するよう各省庁に指示した。

TPP離脱も同様だ。大統領権限が及ぶのは政府機関だ。トランプ氏は今回の大統領令で、TPPから離脱する政権の方針を公式に示したうえで、この離脱方針をTPP参加国に対して書面で通知するよう米通商代表部に命じた。

大統領令というのを今回初めて知りましたが、歴代大統領も活用してきたんですね。もちろん権限は大統領の行政権の範囲内とのこと。