1強再び 慢心リスク 政権運営、謙虚さ前面 首相、総裁選・改憲見据え

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22594960T21C17A0EA2000/

首相の任期は最長で21年秋で、憲法改正の実現を視野に入れる。首相は改憲について「スケジュールありきでない。与党、野党にかかわらず、幅広い合意を形成するよう努力を重ねていかなければならない」と、安全運転に終始する姿勢を鮮明にした。

自民党は公明党と合わせ改憲発議に必要な3分の2以上の議席を維持したものの、首相は野党に協力を仰ぐ姿勢を強調。20年施行の改憲日程にこだわらない考えも改めて示した。「最初から野党を巻き込んだ方が早く進む」(周辺)との狙いがある。首相は、自公が他の改憲勢力を加えて参院でも3分の2を維持できる19年参院選までを念頭に、慎重に発議にこぎつけたい考えだ。敗北すれば政権は弱体化し改憲の可能性はしぼむ。

改憲の実現には日程的に18年秋の総裁選を乗り越えなければならない。衆院選の圧勝で首相の3選は近づいたとの見方がある。二階幹事長は3選を支持する考えを改めて表明した。首相は出馬について「白紙だ」と強調。「私に現在も厳しい目が向けられている」と指摘した。派手さはなくても教育無償化などの公約を着実に実行することが3選への近道とみているようだ。

選挙中から低姿勢に徹しています。まさに総裁選での3選→参院選→改憲という流れを見据えて。