都議選後、互いに「保険」 首相・小池氏、料亭で「遭遇」の舞台裏

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小池氏が実質的に率いる地域政党「都民ファーストの会」は都議選勝利に執念を見せる。「反都議会自民」を鮮明にする。自民内にはこうした小池氏のやり方に不満が募る。都議選の結果次第では双方が抜き差しならない状況になりかねない。小泉氏が小池氏の裏で動くのではとの疑心暗鬼もある。だからこそ首相は小池氏とわざわざ会う機会をつくった。

小池氏も状況は似ている。2020年の東京五輪・パラリンピックの成功などには政府・与党との連携が不可欠だ。小池氏は都議会自民党とは対立するが、自民党籍は残したまま。都議選の候補擁立は遅れ、築地市場の移転問題などで世論の風向きも読み切れない。自民党の情勢調査では都民ファーストと都議会自民党の議席数はほぼ互角。自民抜きで都議会過半数を得られなければ都政運営は行き詰まる。小池氏にとっても「保険」は必要だ。

東京都議選の告示まで2カ月。「小池VS自民」という構図が予想される都議選が近づきすぎれば自民党総裁である首相と会うのは難しくなる。まさに絶妙なタイミングでの会談だった。

こういう舞台裏話は面白いです。トップ同士、何がベストか戦略を立てながらでしょうから、健全だと思います。