中国と香港、衝突する夢 統制・自由、若者にも落差

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO80064490T21C14A1TY9000/

中国政府は香港の動きが大陸に及ぶのを恐れ、外国メディアの映像を遮断し、国営テレビで「占拠反対」の声だけを宣伝してきた。情報統制の効果は大きいが、それだけではない。今の学生は豊かさの中で育った一人っ子だ。個人生活が第一で政治運動に興味を示さない。1989年の天安門事件につながる民主化運動を突き動かした学生の「憂国の情」は過去のものだ。

経済成長で自信を深めた中国人の大国意識も絡む。彼らは国家主席、習近平が唱える中華民族の復興という「中国の夢」に拍手を送り、「一国二制度の恩恵で豊かな香港の学生が中国の夢を壊すのか」「やつらは欧米の走狗、売国奴だ」と怒る。北京の大学教授は「道路を占拠する香港人は中央に従わない新疆ウイグル、中国に対抗する日本、ベトナム、フィリピンと同類だ、との極論を吐く学生までいる」と顔を曇らせる。

運動の起点は2年前の大規模デモにある。中国は教育指導要綱の改正で香港の小中学生に大陸と同じ愛国心を植え付けようとした。当時、反対の署名運動の場には親と共に中学、高校生もいた。愛国教育は棚上げになる。独り立ちした彼らは今、金鐘のテントで夜を明かしつつ議論する。「僕らの運動は結果が出なくても香港の将来を左右する」

ウイグル制圧とも繋がりましたが、大国の自信を盾に力で統制すればするほど、国際社会の信用は崩れていくと考えます。


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