与野党、是正策手詰まり 1票の格差「違憲状態」 「合区」拡大には慎重論

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS14H3X_U6A011C1PP8000/

自民党幹部は判決に「要はもっとやれということか……」とつぶやいた。7月参院選の格差は2013年の4.77倍から3.08倍に縮小し、60年ぶりの水準となった。それでも広島高裁岡山支部が「著しい不平等状態を解消するには足りないものであったと言わざるを得ない」と一段の努力を促したためだ。

さらなる深掘りをめざすには(1)合区の拡大(2)ブロック制の導入(3)選挙区の定数増――の大きく3つの方法がある。ただ、与野党がめざす改革の方向性はまとまりに欠け、いずれも壁は高い。

改革の行方は参院で単独過半数を確保した自民党の対応がカギを握る。とはいえ、各地の高裁・高裁支部で残り15件ある一連の訴訟の判決が出そろうまで様子見したいのが本音だ。吉田参院幹事長は「判決文を精査したい」と述べるにとどめた。

参院選の格差は2013年の4.77倍から3.08倍に縮小したものの、違憲状態の判決なので抜本改革が急務というステータス。