小池系VS自民 幕開け 過半数へ攻防、シナリオ分析

http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS23H4M_T20C17A6EA2000/

小池支持勢力で過半数を奪取し、さらに都民フが第1党になれば議会の主導権は完全に小池氏が握ることになる。都政運営で強力な指導力を発揮できれば、有力なポスト安倍候補が見当たらない国政でも、小池氏の待望論が高まる可能性もある。自民党内には「都政での実績づくりは国政に進出する布石だ」との見方が絶えない。

小池支持勢力で過半数を得るが、第1党は自民党――。こんな選挙結果も想定できる。第1党を死守できれば「御の字」というのが自民党の本音だ。この場合、自民党は都議会で一定の存在感を保つことができる。小池氏が公明党に政策面で配慮を強めれば国政への影響は限定的だ。

小池支持勢力で過半数に達しなかった場合は、小池氏の都政運営が暗礁に乗り上げる可能性が高い。豊洲市場移転だけでなく、条例案や予算案を本会議で成立させるためには他会派の協力が不可欠となり、政策面で大幅な譲歩を迫られることになる。

都議選とその後の国政選挙は連動してきたという点からも、今回の都議選が重要であるとの理解を深めました。