韓国、「実利」路線に傾斜 世界遺産問題や50年式典、硬軟織り交ぜ 任期折り返す朴氏、勝負の年

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDC14H01_R20C15A7EA1000/

路線の修正は「都市外交」から始まった。昨年7月、朴氏は、訪韓した舛添要一東京都知事と面会した。11月、ミャンマーでの国際会議の冒頭、安倍首相と笑顔で言葉を交わす朴氏の姿が人目を引いた。今年2月、朴氏は事実上の政権ナンバー2となる大統領秘書室長に知日派で知られる李氏を起用した。安倍首相による4月の米議会演説が、韓国の求める植民地支配や謝罪に触れず、しかも米国で一定の評価を受けたことが拍車をかける。

朴大統領は8月から任期5年の後半期に入る。韓国大統領は再選が認められず、次期大統領選に向けた動きが始まると、抑えこまれていた政権への不満が噴き出し、現職大統領の求心力が弱まっていくのが通例だ。与野党が雌雄を決する韓国総選挙も来春に控え、韓国の関心は次第に次の政権に向かう。朴氏にとって今年は「勝負の年」だ。

韓国政府内で2つの「変化」がささやかれる。「日本が提案し、韓国が応じることで難題を動かしてきた」対日交渉スタイルが安倍政権下で変わった点。もう一つは韓国で大統領が交代するたびに良好→悪化を繰り返してきた日韓関係を、最悪期からスタートした朴政権が好転させることへの期待だ。

舛添面会→ミャンマー国際会議での安倍首相との会話→ナンバー2の知日派起用と傾斜ぶりが伺えます。安倍首相の米議会演説での米評価も危機感を強めた様子。


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