オバマ氏、決断は20日前 世論見極め 広島訪問へ 舞台裏探る

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM11H5O_R10C16A5EA2000/

オバマ氏とライス氏との関係は近い。それでもシリアへの軍事介入を撤回した際には、そのライス氏にも事前に相談しなかった。最後に決めるのはオバマ氏自身。その確信がケネディ、ケリー両氏にあった。ケリー氏はケネディ家と昔から親交があり、2人は気脈を通じる。ケネディ氏と、広島平和記念資料館を訪れて「gut-wrenching(はらわたがえぐられるようだった)」と感じたケリー氏の進言は効果的だった。

オバマ氏は正式決定と発表までに20日間近く時間をかけた。理由は3つはあった。一つは中韓両国への対応だ。もう一つはトランプ氏の動向だ。インディアナ州の予備選で勝利したトランプ氏は在日米軍の駐留経費の全額負担に言及した。そのタイミングで広島訪問を発表すれば横やりを入れられかねない。トランプ氏のその後の発言を注視した。

最後は北朝鮮だ。朝鮮労働党は党大会を36年ぶりに平壌で催した。核実験や弾道ミサイル発射の観測も消えず、それを見極める必要があった。

ホワイトハウスの人物模様が分かり面白い。ケリー、ケネディ両氏がやはり立役者じゃないでしょうか。