難民クライシス(下)揺らぐ価値観 扉閉ざすアラブ諸国 政治的主張、体制に脅威

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM14H9Y_U5A910C1FF8000/

アラブ諸国が難民の受け入れに消極的なひとつの理由は「政治的意見を表明する(他国の)アラブ人を警戒している」(コラムニストのスルタン・サウド・カセミ氏)ためだ。湾岸諸国は豊富なオイルマネーを元手に高福祉を提供する一方、国民の政治参加を制限してきた。自身の考えをためらうことなく表だって主張する難民の行動が自国民に影響し、統治体制を揺さぶるシナリオを恐れている。

もうひとつの理由は雇用だ。各国とも若年人口が急増し、若者たちに職場を与えることは深刻な課題となっている。自国民の雇用創出に必死となっている各国に、難民受け入れの余裕はない。

3つ目の理由としてシリア難民の特殊性がある。シリアの内戦ではアサド政権とISが抗争を繰り広げ、他の反体制派も相互に対立する複雑な構図がある。難民とともに宗教やイデオロギーの対立が持ち込まれる事態を各国は恐れている。

なるほど同胞のアラブ諸国はほとんど難民を受け入れてないとのこと。政治、雇用、宗教など危険因子をはらんでいるため。


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