おごり・緩み、もろさ露呈 安倍1強 危機感薄く 保守層、都民フに流れる

http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS03H52_T00C17A7EA2000/

「都民ファーストは保守なんだよね」。首相周辺は選挙直前までこう軽口をたたいていた。事実、小池氏は首相と同じく憲法改正に理解を示す一人だ。自民党は都民フと保守層を奪い合う展開になると理解しながら、惨敗を喫した。

小池氏への批判を容認していた首相の危機意識は、どこか乏しいと言わざるを得ない。都議選の個別候補の応援演説に入ったのはわずか4回にとどまった。告示前も含めて20カ所以上で街頭演説した前回の都議選との違いは明らかだ。

投開票日の当日夜、首相は高級フランス料理店で会食した。テーブルを囲んだのは菅官房長官や麻生副総理・財務相、甘利明前経済財政・再生相。第2次安倍政権の発足から中枢を担ってきた盟友たちだ。首相にとっては安心する相手かもしれないが、周囲にはどう映るだろうか。閣僚経験者の一人は「これだけ負けているのに何が原点回帰だ。お友達回帰なだけだ」と述べ、側近政治だと批判する。

投開票日夜の会食メンバーを見ると、確かにお友達回帰と言われるかもしれません。閉会中審査も検討に入りました。