タイ、米国黙らす外交術 軍事政権、国際舞台に 中国に接近、日本も変心

96959999889DE5EBE0EBEAE3E2E2E2E7E3E3E0E2E3E69793E3E2E2E2-DSKKZO7929812005112014EA1000-PB1-2

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO79298100V01C14A1EA1000/

米の強硬姿勢にタイでは一時、反米感情も広がった。だが軍政はしたたかだった。批判に批判で応じる愚を犯す代わりに、軍政顧問のソムキット元副首相を7月末に特使として中国・北京に派遣。李源潮国家副主席らとの会談で、二国間協力を深めることで合意した。

伏線は「西」にあった。中国は雲南省から、インド洋への出口となるミャンマー西部までの鉄道敷設を計画し、3年前に覚書を交わした。ところが民主化と比例して中国離れが進むミャンマー国内で反対が強まり、計画は最近頓挫した。代わりに目をつけたのがタイだ。「あの路線は経済合理性がない」と物流大手の幹部は首をひねるが、領有権争いを抱える南シナ海の「有事」に備え、代替となる陸上物資輸送路の確保が狙いと考えれば説明はつく。

クーデター後、日本は米に歩調を合わせ、タイ軍政と距離を置いてきた。政府関係者によると、中国主導の高速鉄道計画を受け、政府方針が転換した。企業4千社が進出し、対タイ直接投資の6割を占める日本は「経済権益を中国に侵食されるわけにはいかない」(外務省幹部)と身構える。

タイのしたたか外交は昔からなんですね。インド然り東南アジアの外交術に先進国が翻弄されている昨今です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です