検証・安倍談話(上)持論抑え「おわび」加筆 支持率低下、安保法案が影

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDE14H0E_U5A810C1PP8000/

あまりに保守色が強くなると、中国や韓国との関係は悪化する。浮上したのが閣議決定をせず個人的見解の談話にする案だった。首相は「今回は好きなようにやりたい。何にも縛られたくない」とも語った。事務方が首相に「閣議決定も『おわび』『侵略』もなし」と提案し、具体化に動き始めた。

6月初旬には衆院憲法審査会で、参考人全員が安保法案を「違憲」と指摘。その後、自民党若手議員の勉強会で報道機関への「圧力発言」も表面化した。首相は揺れた。政権に逆風が吹き始めると、公明党を巻き込む閣議決定に傾いていった。

首相は悩んだ末に「できるだけ多くの国民と共有できるような談話を作りたい」と考え「おわび」の記述が固まった。だが、その後も周囲には「今までの談話より発展的な位置づけにしたい。過去にとらわれないと分かるようにしたい」と注文した。「謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と明記し、首相がこだわる「脱・謝罪外交」を掲げることにした。

「植民地支配 colonial rule」「侵略 aggression」「痛切な反省 deep remorse」「心からのおわび heartfelt apology」「深い悔悟 deep repentance」「積極的平和外交 Proactive Contribution to Peace」。


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