台湾・蔡政権、対中対話探る 独立ひとまず封印 「一つの中国」は認めず

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDC20H05_Q6A520C1EA2000/

蔡総統は演説で、中台関係で2つの重要な方針を明らかにした。一つは「私は両岸(中台)が92年会談で、若干の共通認識に達したという歴史の事実を尊重する」と語ったことだ。蔡総統はコンセンサス自体を認めることは避けたが、その歴史的経緯を前向きに評価。

もう一つは「中華民国の現行の憲政体制」を守ると述べたことだ。蔡総統は演説で政治体制の現状を維持し、自らの任期中は「法的独立」に動かないことを明示した。蔡総統としては「自らの立場を失わない範囲で、最大の誠意を示した」(淡江大学中国大陸研究所の張五岳所長)。

習指導部も蔡総統の演説を真っ向から批判することは避けた。国務院台湾事務弁公室は、2つの方針に「注意を払っている」と否定も肯定もしない「責任者の談話」を発表した。ただ、「92年コンセンサスとその中身を明確に認めず、曖昧な態度を取っている」ことには不満を表明。「書き終わっていない未完成の解答用紙だ」と主張した。

かなり考え尽くされた表現だと思います。蔡カラーをどのように政策や外交に反映させていくか興味深いです。