大統領巡る米の報道 権力恐れず、地道に取材

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13404680X20C17A2TCL000/

大統領の罵倒にもかかわらず、メディアは一歩も退きません。さすがです。これぞ米国の報道の伝統だからです。というのも、最近、欧州への取材のために搭乗していた機中で、懐かしい映画を再び見たからです。「大統領の陰謀」です。1972年に起きた「ウォーターゲート事件」を取材した「ワシントン・ポスト」の2人の新聞記者の活躍ぶりを描きました。

なぜこの映画を思い出したのか。去年の大統領選挙中、ロシアが民主党全国委員会の幹部のメールを盗み取って「ウィキリークス」で暴露したこと、選挙中からトランプ陣営がロシアの情報機関幹部と連絡を取り合ってきたことなどをメディアが次々に暴いているからです。

これに対しトランプ大統領は「情報を漏らすヤツがいる」と激怒しています。トランプ陣営の手法に危機感を抱いたFBIあるいはCIAの職員がメディアにリークしているのでしょうか。これが、私にはまるで「ウォーターゲート事件」の再来に見えるのです。

「大統領の陰謀」観たことありますがなるほど、現政権と重ねて観るとまた面白そうです。