習指導部、動揺回避を優先 周永康氏に無期判決 審理非公開、一審で確定

969599999381959FE3E39AE59B8DE3E3E2E4E0E2E3E79494E3E2E2E2-DSKKZO8799048011062015FF1000-PB1-4

http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM11H7I_R10C15A6FF1000/

中国の天津市第1中級人民法院(地裁)は11日、共産党の周永康・前政治局常務委員に収賄などの罪で無期懲役と政治的権利の終身剥奪の判決を言い渡した。元最高指導部メンバーの汚職に厳罰を下したが、一方で審理は非公開で、周被告は上訴をしないと表明した。習近平指導部は反腐敗運動を続ける意欲を示しつつ、党内の動揺や社会の反発を招かない形で幕引きを図った。今後は電力閥や軍関係者の摘発にどこまで踏み込むのかが焦点になる。

習国家主席は党トップの総書記に就いた直後の12年末から反腐敗運動を陣頭指揮。党要人や政府幹部には長く汚職の噂が絶えず、「共産党支配が市民の支持を得るには、反腐敗に手を付けざるを得なかった」(中国の官営メディアの政治担当記者)との見方がある。

党トップ就任から2年半を経た習氏の権力基盤はある程度固まったもようだが、今回は妥協の産物として穏便な幕引きを目指したようだ。今後は軍の新たな汚職のほか、周被告が率いた「石油閥」と並ぶ腐敗の温床とされ、李鵬元首相につらなる「電力閥」の実態解明をどこまで進めるのかが注目される。

中国の裁判は政治的な事件を扱う場合、共産党の意向に沿って審理されるということなので、トップの力でどうにでもできるという。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です