バター不足 解消のワケ 国、輸入量を事前に告知 メーカー、賞味期限を延長

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDF15H01_V10C17A3NN1000/

高齢農家のリタイアが長年続き、生乳の生産が減り続け、ついに限界に達した。ピークの1996年度と比べ、14年度は15%減。生乳を何に加工するかは、国の方針や企業の戦略に大きく左右される。90年のバターの生産はクリームを8割近く上回っていたが、2015年は逆にクリームより4割強少なくなった。農産物貿易の自由化の流れを受けて、牛乳やクリームなど鮮度が重要で輸入が難しい商品の製造を国も企業も推し進めた。

農林水産省が国産で足りない分を補うため、バターの輸入方法を変えたことが大きい。15年から輸入量を定期的に決める方式に改め、さらに今年1月末には17年度を通じて十分に足りる量を輸入する計画を公表した。

乳業メーカーの努力もある。14年までは洋菓子店などに売るバターは賞味期限が5~6カ月のものが中心だったが、「凍らないぎりぎりの温度で保存することで1年近くに延ばした」(明治)。これにより年末から年明けの販売をにらみ、牛の乳の出が多い5月ごろまでに生産を始めることができるようになった。

確かにバター普通に買えるようになりました。生乳生産が減っているところへ、国や企業の枠組み・戦略もタイミングが重なったとのこと。