東ロボくん、東大合格届かず AI、応用力に課題 多様な作業、人間が手本

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13282780T20C17A2TJN000/

ベネッセコーポレーションが実施した16年度のセンター試験模試では合計で525点(平均は454.8点)を獲得、偏差値は57.1となった。この成績は、難関私立大学のいくつかの学部・学科で合格可能性80%以上のA判定になる。しかし、偏差値80前後が合格の目安になる東大の壁はなお高い。

文と文のつながりの理解が必要な複数文問題は振るわなかった。人間は過去の経験や実生活で得た常識をもとに会話の状況を想像し、正解を導き出せるが、こうした経験のないAIにはできない。会話文の例が示すようにAIは文脈の理解が苦手だ。つまり読解力に課題がある。

囲碁を打つ、車を運転する、適切な治療法を見つける。特定の用途で強みを発揮する現在のAIは「特化型AI」と呼ばれる。これに対し、汎用AIはより多様な作業をこなす。お手本は人間の脳だ。人間は知識を柔軟に活用して初めて見る問題にも対処できる。単純に言えば、応用力がある。これを可能にしようとするのが汎用AIだ。

昨年より偏差値が落ちているのが痛ましく感じますが、難関私立大学でもA判定になるというだけで凄みがありあます。