幻のカカオ 産業に育て 比ミンダナオ島 「地元に職を」邦人奮闘

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG31H1G_V10C16A9CR8000/

苗木の中に全世界で生産されるカカオのわずか5%しかないクリオロカカオが交じっている。手つかずの山道を切り開き、その種を見つけたのは30年以上フィリピンに住み、JICAの現地調査などに協力してきた日本人、武藤さん(61)だ。

「4年もすれば木が育ち収穫できる」(武藤さん)という。畑の近くに住む人たちにも栽培に参加してもらい、将来的には収穫から焙煎、商品化までの工程を現地でできるようにするのが目標だ。

独立後のフィリピンは政治的な混乱が続き、日本が戦後復興を果たしたのとは対照的に経済成長の波から取り残された。武藤さんが希少カカオの栽培に挑むのは「カカオで有名になれば地元に職が生まれる。歴史的に関わりが深い2つの国をつなぐことができる」との思いからだ。

地元に職をという志が素敵です。収穫は4年後とのことで楽しみですね。隔てられた歴史も取り戻せるか。