運用から10年 赤ちゃんポストに120人以上 熊本・慈恵病院「命守る役目果たせた」

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG09H3P_Z00C17A5CR8000/

慈恵病院の蓮田理事長は、「(妊娠・出産を)人に知られたくない人に、安心して赤ちゃんを預けてもらいたいと思って始めた。赤ちゃんの命を守るという点で役目を果たせた」と述べた。

運用開始は07年。捨てられる命を救うとの理念に対し、安易な育児放棄を懸念する声が出た。第1次政権当時の安倍首相が「大変抵抗を感じる」と述べるなど、国も距離を置いた。

市の検証報告書によると、預け入れは近年、年10人程度で推移し、虐待が疑われるケースはなかったが、29人は治療が必要だった。預けた理由(複数回答)は多い順に「生活困窮」32件、「未婚」27件、「世間体・戸籍」24件など。母親の年齢では20代が36%と最も多い。30代が約22%と続き、10代も12%と少なくない。

国も距離を置いているんですね。理事長の生き方から含めて考えた時に、この取り組みの意味が見えてくるように思います。