「他人に迷惑」墓石残さず 跡継ぎ不在「家」意識薄れ

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO87731600V00C15A6TZD000/

茨城キリスト教大学の森謙二教授は「葬法の変化の最大の要因は少子化だ」と指摘する。合計特殊出生率は1975年から2.0未満が続き、90年代から1.5を下回る。養子への意識も変わり、統計数理研究所の調査で「子がないときは他人の子でも養子にもらって家をつがせた方がよい」と答えた成人男女は53年に74%で、2013年に20%だった。何が何でも「家」を継ぐという意識は薄まり、墓守が減少した。

戦後教育で育ったいまの70歳代以下の世代には個人主義も浸透。墓にこだわらない自由な埋葬を好む人が増えた。「個人主義は自立も含む。他人に迷惑をかけず、自分のことは自分でするよう育てられた人が多い」(森教授)マイボイスコムを通じて葬り方に関するネット調査(20~60歳代)をしたところ、3人に1人は墓にこだわりを持っていない。

家族社会学が専門の千葉大学の米村千代教授は「近年は『家』よりも、自分に近い人を大事にする意識が強い」と指摘する。従来の墓は要らないが、残された身近な人に配慮して、お参りが容易な合葬墓や樹木葬を選ぶ人もいる。葬り方の新たな文化が生まれている。

合葬墓が増えているそう。悲しい気もしますが、時代性を反映しています。形には残りませんから、後世にどんな思いや縁を伝えていけるかが大事だと改めて感じます。


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